『ネットワーク』のネッド・ビーティが83歳で死去、『トイ・ストーリー3』ではロッツォの声を担当
俳優のネッド・ビーティ(83)がロサンゼルスの自宅で亡くなった。マネージャーのデボラ・ミラー氏が、「ネッドは日曜日の朝に自然死しました。家族や愛する人に囲まれていました。ご遺族は、詳細について公表しない意向です。ネッドはアイコニックで、伝説的な才能を持つ人でした。大切な友人でもありました。みんなが別れを惜しむでしょう」と「The Wrap」を通じて発表した。
1937年、米ケンタッキー州で誕生したネッドは、60年代に舞台で俳優のキャリアをスタートさせた。
1972年、ジョン・ヴォイトとバート・レイノルズが出演する『脱出』で映画デビュー。1976年には『ネットワーク』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、その後も『エクソシスト2』『スーパーマン』などの出演作が続く。1979年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『1941』では、三船敏郎と共演した。『Friendly Fire』(1979、原題)、『Last Train Home』(1989、原題)でエミー賞に2度、『ヒア・マイ・ソング』(1991)でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネート。最近では『トイ・ストーリー3』でロッツォの声を務めた。
『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督は、「彼との仕事は楽しく、一緒に働けて光栄でした。ありがとう、ネッド。ロッツォの良い面にも悪い面にもに命を吹き込んでくれて。
寂しくなります」とツイッターで追悼した。
(Hiromi Kaku)
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