アメリカ西部開拓時代、実在した女性を描く『カラミティ』9月23日に公開
2020年、アヌシー国際アニメーション映画祭にてクリスタル賞(グランプリ)を受賞した『カラミティ』。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり公開日が延期となっていたが、この度、9月23日(木・祝)からの公開が決定、新カットのキービジュアルと場面写真が解禁された。
本作は、2019年に日本公開され、その輪郭線のない美術的な画風とリアルなストーリー展開で話題を集めたのフランス・デンマーク共同制作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のレミ・シャイエ監督による最新作。
アヌシー国際アニメーション映画祭にてワールド・プレミア上映され、見事クリスタル賞を獲得。各国映画祭を巡回した後、昨年12月に本国フランスで公開され、シャイエ監督の個性的な映像表現はさらに磨きがかかり、よりエンターテインメント性が増したと評判を呼んだ。
日本では2020年12月に「フランス映画祭2020横浜」にて字幕版が、翌年3月開催の「東京アニメアワードフェスティバル」にて日本語吹き替え版がプレミア上映。日本上陸も待ち望まれていた。
西部開拓時代の女性描く『カラミティ』の背景
監督の前作『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』(15)