石橋静河「心がほぐれていく」喪失から再生への物語『わたしはダフネ』にコメント
最愛の家族を突然失った父と娘の再生の旅をイタリアの新鋭監督フェデリコ・ボンディ監督が描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した映画『わたしはダフネ』から、新ビジュアルが到着。さらに、いち早く本作を鑑賞した俳優の石橋静河や演出家の宮本亞門らからも共感のコメントが到着した。
主演をつとめるのは、自身もダウン症のカロリーナ・ラスパンティ。スーパーマーケットで働く傍ら、自伝本を上梓するなど創作活動も活発に行っており、2019年にはその活動が評価され、元サッカー日本代表の中田英寿氏なども受勲した「イタリア共和国功労勲章」を受勲している。SNS上でボンディ監督に見出され、本作で演技に初挑戦。チャーミングでシニカルなダフネを誕生させた。
そんな本作に、フリーアナウンサーの笠井信輔は「ダウン症のヒロインを演じたカロリーナを見てほしい。彼女の言葉は本質を突いている。
セリフではなく、心からの魂の言霊だ」とカロリーナを絶賛、石橋さんは「真実を見ることを恐れないまなざし。今たくさんの人が求めている力かもしれない。ダフネの正直すぎる生き方に、固くなった心がほぐれていく。作品の持つ圧倒的な明るさに救われた」