パンクロックに乗せ、女性活動家の草分けを初めて描く『ミス・マルクス』公開、予告編も
19世紀を代表する哲学者、経済学者カール・マルクスの末娘エリノア・マルクスの激動の半生を描いた『ミス・マルクス』が、9月上旬より公開決定。男女平等の実現を目指し、女性や子どもたちのために声を上げ続けた彼女の生き様が見えてくる予告編と日本版オリジナル・ポスターが解禁された。
カール・マルクスの3姉妹の末娘であり、社会主義とフェミニズムを結びつけた草分けの一人であり、時代を先駆けたエリノア・マルクス。女性や子どもたち、労働者の権利向上のため生涯を捧げ、43歳の若さでこの世を去った女性活動家エリノアの、知られざる激動の半生を初めて映画化した本作。監督・脚本を手掛けたのは、前作『Nico, 1988』(原題/17)でヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門作品賞を受賞したイタリア出身のスザンナ・ニッキャレッリ。
2020年ヴェネツィア国際映画祭でワールド・プレミアを迎えた本作は、同映画祭コンペティション部門でFEDIC賞、ベストサウンドトラックSTARS賞の2冠に輝き、2021年のイタリアのアカデミー賞ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞に11部門ノミネート、3冠受賞を果たしている。
この度、解禁された日本版オリジナル・ポスターでは、激しく踊るエリノアの姿が目を引く疾走感のある鮮烈なビジュアルだ。