ブリトニー・スピアーズが成年後見制度の解除を裁判所に訴える「人生を取り戻したい」
2008年から精神的な不安定さを理由に、成年後見制度が適用され、後見人の父・ジェイミーらに資産などのさまざまなものを“管理”されてきたブリトニー・スピアーズ。ここ数年ファンの間では「#FreeBritney(ブリトニーを解放せよ)」運動が盛んになっており、また、つい最近にはブリトニーをテーマとしたドキュメンタリーも製作され話題を集めた。
そんなブリトニーが水曜日(現地時間)、この件をめぐる裁判の審問に電話を通して出席。約20分にわたり、現在の心境を吐露した。具体的には、「世界に向けて『私は幸せ。私は大丈夫』って言ってきたけど、嘘をついていました。幸せなんかじゃないし、眠ることもできません。正気ではないほどの怒りを抱えています。
それに落ち込んでいます」「私の父やこの成年後見制度、管理に関わっているだれもが、刑務所に入れられるべきだと思います」「私は奴隷になるために、ここにいるのではないのです」などと話した。
さらに、“管理”はブリトニーの家族計画にも及んでいることも明らかに。ブリトニーは「結婚して赤ちゃんがほしい」と望んでいるものの、IUD(子宮内避妊器具)を装着させられ、取り外すことを禁じられていると語った。「人生を取り戻したいだけなんです」「もう13年です。十分です」と訴え、後見制度の解除を求めた。
ファンからは「勇敢だった」と称賛の声が上がり、マライア・キャリーや元カレのジャスティン・ティンバーレイク、サラ・ジェシカ・パーカーらセレブもSNSでブリトニーを支持すると表明している。
(Hiromi Kaku)
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