カラム・ターナー「最も挑戦的な要素はアクション」BBCドラマ「ザ・キャプチャー」決死の逃亡シーンメイキング
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でも話題となったカラム・ターナーら、英国の実力派キャストが出演したBBCの大ヒットドラマ「ザ・キャプチャー 歪められた真実」。この度、第4話の劇中で繰り広げられる、カラム演じる元兵士が走行中の車内から逃亡する迫力のアクションシーンのメイキング映像が解禁された。
Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネル EX -DRAMA & CLASSICS-」で全話配信中の本作は、監視社会のロンドンを舞台に、女性警部と元兵士が監視カメラの映像に翻弄されていくBBC製作の犯罪ミステリー。
戦犯の無実が証明されたばかりの元兵士ショーン・エメリー(カラム・ターナー)が、身に覚えのない監視カメラ映像により暴行拉致容疑をかけられ再び追われる身に。果たして、映像は真実を捉えているのか?誰もが信じている監視カメラ映像が改ざんされていたら?裏で動いている組織の実態とは?「私立探偵ストライク」のホリデイ・グレインジャー演じる女性警部レイチェル・ケアリーが真相解明に挑む。
ホリデイとカラムの英国若手スター2人を支えるキャストに「ザ・クラウン」のベン・マイルズとリア・ウィリアムズら英国のベテラン俳優たち。さらに「ブラックリスト」『モンスターハンター』のロン・パールマン、「ヘムロック・グローヴ」『X-MEN』シリーズのファムケ・ヤンセンら豪華キャストが出演。
暴行拉致容疑をかけられた元兵士ショーンを中心に、彼を追うケアリー警部補らロンドン警視庁殺人課のチーム、米・英の情報機関とそれに関わるロンドン警視庁幹部、さらに、それを人権の観点から問題視し動く謎の集団の、それぞれの思惑が絡み合い…。
不運にも巻き込まれてしまったショーンの運命はいかに!?そしてレイチェルが最後に下した驚きの決断とは?ディープフェイクが広まっている現代社会とのリンクにも注目だ。
届いたメイキング映像で、カラムは「この作品で最も挑戦的な要素は何といってもアクションです。役を演じ物語を語る責任を果たしながらアクションをやるんです。できるだけリアルにやるからかなり難しい。でも初めての経験だからワクワクします」とアクションシーンへの意気込みを語る。
製作のデレク・リッチーは「今日の撮影で最も心配なのは主演俳優に走行中の車のトランクに入ってもらうことです。安全面が心配だからスタント監修のクリスピン(・レイフィールド)とアクションの構想を練ってしっかり調整しました」と、走行中の車のトランクからそのまま飛び降りるという危険な脱出シーンについて言及した。
実際に飛び降りるシーンはカラムではなくスタントマンが演じているが、それに対してカラムは「飛び降りようと思えばできたけどチャンスがありませんでした。
明らかにデレクが阻止しましたね」と冗談めかしてふり返ると、デレクも笑いながら「カラムはスタントをしたがります。『まだ撮影は続くから絶対に飛び降りるな』と言ったんです」と続け、アクション演技に対してもチャレンジングなカラムの姿が垣間見えるやり取りも。
車のトランクから振り落とされそうになりながらも耐えるカラムと、スタントマンが演じる実際に飛び降り間一髪で逃げ切る映像は、手に汗握る必見のメイキング映像となっている。キャスト・スタッフともにプロフェッショナルが集結した迫力のアクションシーンの撮影裏をチェックしつつ、重要なシーンが繰り広げられる第4話は必見となりそうだ。