くらし情報『マーベル&DCの人気アメコミ作品が示す、映画とドラマの関係』

2021年7月9日 17:00

マーベル&DCの人気アメコミ作品が示す、映画とドラマの関係

Photo by cinemacafe.net

《text:杉山すぴ豊》

ここ数年アメコミ原作のヒーロー映画が人気ですが、その波はドラマ(TV、配信)の方にも押し寄せてきました。ここではマーベル、DCという二大出版社系のドラマについてご説明します。

マーベルというのはアベンジャーズやアイアンマン、スパイダーマン、ブラック・ウィドウ等を抱え、DCはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマン等の所属先。“所属先”という書き方をしたのは、多くのアメコミは原作者ではなく出版社が権利を持っており、描き手を変えて物語を継続させ、コミックだけでなく映画やドラマ、アニメ等を作っています。さらにヒーロー同士を自由に共演させたりできるので、要はヒーローを抱える芸能事務所的な側面もあるのです。

ヒーロー映画のブームを牽引したマーベル“映画のその後をドラマで”

08年以降ヒーロー映画のブームを牽引したのがマーベル。マーベルはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)という大きな世界観を作り上げ、様々なヒーロー映画を公開しながら、それらが同じ世界観の中の出来事でつながっている、としました。その試みを今度は映画とドラマの関係にも広げています。
いまディズニープラスで配信されている「ワンダヴィジョン」

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