2021年7月13日 11:00
ベネディクト・カンバーバッチ主演、キューバ危機の舞台裏を描く『クーリエ:最高機密の運び屋』9月公開
ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『THE COURIER』(原題)が、『クーリエ:最高機密の運び屋』の邦題で9月23日(木・祝)より全国公開することが決定し、併せてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発。この未曾有の危機に際し戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、英国人の平凡なセールスマン、グレヴィル・ウィンだった…。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受け、GRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官と接触し諜報活動を続けた実在の人物グレヴィル・ウィン。その知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断をスリリングに描き出していく。
主人公ウィンを演じるのは英国映画界を代表する演技派ベネディクト・カンバーバッチ。本作では製作総指揮も務めた。国に背き西側に情報を流した実在のGRU高官ペンコフスキー役を『ブリッジ・オブ・スパイ』ではスパイを厳しく取り締まる尋問官だったメラーブ・ニニッゼが演じている。
相対する名優2人のケミストリーも本作の大きな見どころだ。