くらし情報『ペンシルベニアからニューヨークへ…2人の少女の瞳に映るロケ地『17歳の瞳に映る世界』』

2021年7月19日 18:00

ペンシルベニアからニューヨークへ…2人の少女の瞳に映るロケ地『17歳の瞳に映る世界』

と話す。

シャモーキンの街で行われた撮影では、町の人たちの協力が大きな助けに。プロデューサーのアデル・ロマンスキーは「物語の性質も性質ですし、そもそも保守的な町であるけれど、町の人々は私たちを温かく迎えてくれて、食料品店や学校といったロケーションを見つけるのを快く手伝ってくれたのです。これは、オータムがどんな町に暮らしているのか、その感じをつかむのに大いに助けになりました」と語った。

ちなみに、オータムが尋ねるクリニックはクリスチャンによって運営されている「Crisis Pregnancy Center」という施設がモデルで、女性の職員が対応するが、中絶を思いとどまるよう説得する団体。経済的支援、育児支援、養子縁組などの情報を提供し、全米で約2300の施設が存在している。去年のバイデンvsトランプの米大統領選において、ペンシルベニアは中絶を女性の権利として認めるバイデンと中絶反対の立場をとるトランプで票がはっきりと分かれるほど、センシティブな土地柄といえる。

アメリカ中のバスが到着するポートオーソリティバスターミナル

主人公のオータムといとこのスカイラーは、シャモーキンから約5時間かけて、バスでニューヨークへ移動する。

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