2021年8月14日 14:00
西島秀俊、“俳優であり演出家”の佇まいを表現『ドライブ・マイ・カー』撮影メイキング
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠に輝いた濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』。北米プレミアとなる第46回トロント国際映画祭、および第69回サン・セバスチャン国際映画祭への正式出品も決定するなど、世界から大きな注目を集めている本作のメイキング画像が一挙公開、併せて濱口監督からのコメントも到着した。
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解禁された画像は、濱口竜介監督が直接キャストの面々に演出している姿が印象的なショットが多数。舞台上やオーディション会場のシーンなどで、濱口監督の話に熱心に耳を傾けている主演・西島秀俊の姿が収められたメイキング写真からは、“俳優であり演出家”という2つの側面を持つ家福という役に向き合う様子がうかがえる。
濱口監督も「演出家の役として目の前で起きていることを本当に楽しんでいて、一緒に演じる側はすごく楽だっただろうという気がします。画面のなかで実際に、演出家のようにいていただいたと思います」と西島さんの現場での佇まいとその演技に絶賛を贈る。
さらには韓国、台湾、フィリピンなどの国からオーディションで選ばれた海外キャストたちによる多言語劇シーンのメイキング写真も。