くらし情報『『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ』

2010年1月15日 21:02

『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

果たして彼女は天使か悪魔か?少なくとも“小悪魔”などというかわいげな存在ではなさそうだ。さらに、付け加えるならとてつもなく美しい。前途洋々たる“好青年”の前に突然現れ、嵐のような恋へと巻き込んでゆく――。中山美穂は、自由奔放で、激しくもどこか寂しげ、そして何より魅力的なこの女性・沓子という役で12年ぶりのスクリーン復帰を果たした。原作は夫でもある辻仁成の同名小説。そして、監督を務めたのは、『私の頭の中の消しゴム』で感動を呼んだ韓国人監督イ・ジェハン。『サヨナライツカ』公開を前に、中山さんとジェハン監督に話を聞いた。

「原作を読んだときに感じた思いが滲み出てきたのかも」

12年ぶりの映画復帰。
このインタビューと同日に開かれた会見では、詰めかけた報道陣を前に「現場ではブランクは感じなかったんですが、(会見の)いまこの瞬間、緊張しています」と笑っていた。改めて中山さんに、久々の映画の現場、これまでとの変化をふり返ってもらった。
「何でしょうね…(笑)。演じているときはすごく楽しかったですね。集中の仕方が以前と変わったような気がします。すごく集中してましたね」。

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