今年は洋画復権? 『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開 2010年前半戦
(Photo:cinemacafe.net)
邦画の好調と共に洋画の興行的な低迷が叫ばれて久しいが、そんな状況に風穴を開けたのがジェームズ・キャメロン監督の渾身の一作『アバター』。公開後3週連続で興行成績トップを獲得し、日本国内でも50億円を突破という景気のいいニュースで幕を開けた2010年。これに続けとばかり、今年は“洋画復権”をうががう、有名監督による大作、賞レースでも話題を呼んでいるエンターテイメント作品など話題作が目白押し!
まず、最初にご紹介するのは“東の横綱”クリント・イーストウッド監督最新作で2月5日(金)公開の『インビクタス/負けざるものたち』。『チェンジリング』、『グラントリノ』と、確かな演出力と深みのあるストーリー展開で圧倒的な存在感を放ち、「鑑賞後満足度」という点でかなりのハイアベレージを誇るイーストウッドが送り出す本作。盟友モーガン・フリーマン、マット・デイモンという強力キャスト陣を迎えて、アパルトヘイトの余波の残る南アフリカのラグビー代表チームのドラマを描く。もはや「当然のごとく」イーストウッドはゴールデン・グローブ監督賞にノミネート。オスカーを視野に、今後の展開に期待が高まる。