くらし情報『映像化不可能といわれた『DUNE/デューン』に挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の軌跡』

2021年8月23日 13:00

映像化不可能といわれた『DUNE/デューン』に挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の軌跡

でハリウッドデビュー。自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたジェイク主演のミステリー『複製された男』(13)も手掛けた。

映像化不可能といわれた『DUNE/デューン』に挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の軌跡
『プリズナーズ』
デビュー初期は、実話や戯曲をモチーフに、リアリティー溢れる人間ドラマを描いた作品が多いが、この頃からサスペンス・スリラーやアクションを題材とした、緊張感と引き込まれるストーリーで観客を釘付けにしてきた。麻薬戦争の闇をリアルに描きアカデミー賞3部門にノミネートされた『ボーダーライン』(15)なども、怒涛のストーリー展開ののち、観る者へ様々な解釈の余地を残す作品が多く、“いつの間にかやみつきになる”魅力に惹きつけられる映画ファンが続出した。
映像化不可能といわれた『DUNE/デューン』に挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の軌跡
『ボーダーライン』

SF映画監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴ誕生――『メッセージ』

突如、地上に降り立った巨大な宇宙船で地球に来た知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる物語を描き出した『メッセージ』(16)。これまでのSF映画の概念を覆す手法が高く評価され、アカデミー賞では作品賞、監督賞をはじめ8部門ノミネートしたほか映画賞を席巻。一躍、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督をSF映画監督して世に知らしめる代表作となった。

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