2021年8月24日 16:30
奈緒、ムロツヨシのおかげで「初めてとは思えないくらいのチーム感」『マイ・ダディ』ジャパンプレミア
僕たちの前ではいつもファニーで明るいのですが、作中での孤立する姿に嘘がない。佇まいの真実が強烈に印象づけられて、役者としての振り幅を感じました。彼の生き様がそのまま反映された記録映画のように感じました」と、よく知るからこその解説。
ムロさんとは2回目の共演という毎熊さんは「前回は優しい先輩、今回は怖いなという印象でした」と言い、役柄上、今回はなれなれしくしないようにと心がけていたそうで、「前回とは違うムロの印象に、ワクワクしました」と明かす。深夜ドラマでの共演後に毎熊さんのファンになったというムロさんは、今作での共演シーンをふり返り「毎熊くんとでないとできない“もぞもぞする”シーンがあります」と独特の表現で解説。「ストーリー上、それほど大事じゃないアイテムにこだわり演じる毎熊くんの姿を観て、“こんな役者好きだな”と改めて思いました」と本編のあるシーンについて語るひと幕もあった。
「ある1人の役者が25年かけてたどり着いた作品」
主題歌の制作について、寺岡さんは「金井監督から、最後の曲はロックサウンドで明るく終わりたいというオファーがありました。『カーリングシトーンズ』は、シリアスなラブソングは書けないタイプで(笑)。