2021年9月6日 07:45
【インタビュー】黒木華&柄本佑、夫婦役共演を経て語る“結婚後”の変化と理想
夫婦や不倫をテーマにした作品は数多くあれど、夫婦間の心理戦にぐぐっと迫った映画として、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は一線を画す。W主演で夫婦役を務めた黒木華&柄本佑も、「とにかく脚本が面白くて!」と、巧みな心理描写&あっと驚くストーリーに舌を巻いたとインタビューで伝えてくれた。
売れっ子漫画家の佐和子(黒木さん)は、優しい夫の俊夫(柄本さん)をアシスタント代わりに、仕事を手伝ってもらう日々。結婚5年目、夫婦生活は順風満帆に見えた。…が、俊夫は佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫関係にあった。ふたりの仲を知った佐和子は、新作のテーマを現実そっくりの不倫漫画にすることを思いつく。
果たして、その漫画は創作なのか?復讐なのか?――真意を読み取らせないままどんどん書き進めていく佐和子、まさかの展開が続く内容に恐怖が止まらない俊夫。ふたりの息の合った演技バトルが物語をリードする本作、共演経験を振り返ってもらった。
気持ちよく騙される本作、「俊夫は黒木さんに引き出してもらった」
――『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は、「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM」