RADWIMPS、藤井道人監督『余命10年』劇伴音楽を担当「生きていく意味が詰まっている」
「RADWIMPS」が、『新聞記者』『ヤクザと家族The Family』の藤井道人監督がメガホンを取り、実写映画化する『余命10年』の劇伴音楽を書き下ろすことが決定。実写映画へは初チャレンジとなり、超特報映像とともに野田さん、藤井監督のコメントが到着した。
「RADWIMPS」が映画全編の音楽を手掛けるのは、新海誠監督作品のアニメ映画『君の名は。』『天気の子』に続き3作目、実写映画の劇伴音楽を手掛けるのは本作が初挑戦となる。美しく透明感のある映像で高い評価を受ける藤井道人監督による“涙より切ない”物語に、全編を通じて「RADWIMPS」の楽曲が彩りを加えることとなる。

「はじめて実写映画での劇伴作業は挑戦に満ちたもの」だったと話すボーカルの野田さんは「(主人公の)茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩があった」と音楽制作の現場をふり返る。また、「総合計時間にすると『余命10年』を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました」