柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中? 「七草がゆで心が温まりました」
(Photo:cinemacafe.net)
失恋のショックで心因性失声症になった倫子(柴咲さん)が、故郷に戻り食堂で愛情を込めた料理をふるまい、周囲の人々を幸せにし自身も癒し、確執があった母親・ルリコ(余貴美子)との関係を修復していくという本作。料理が得意なことで知られる柴咲さんは、劇中の料理シーンを全て吹き替えなしでこなしている。
自身にとっての幸せを呼ぶ料理メニューを司会者がキャスト陣に質問。共演のブラザートムは「ずっと母親と2人で住んで2人の食事でしたが、母親が死んでしまい、最初に1人で食べたとき、1人で食べるご飯はエサだと思いました。結婚して2人に戻り、子供ができて4人で食べたときには、何を食べても美味い!と思いました」と心に沁みる話を披露。
柴咲さんは「最近、1人で自炊して食べることが多いんですけど、先日、七草がゆを作って自分で自分を労うみたいなことをしました。七草は買って冷蔵庫にあったので。
鶏がらスープを入れたら心があったまりました」と1人ご飯を楽しんでいる様子。
トムさんは「料理上手の良い手をしているんだから、いろんな人に作ってあげたら?料理が上手い、良い手を大事にして、ね!」と2人以上での食事のススメ。柴咲さんは「ありがとうございます」と照れながら頷いた。
一方、余さんは「トムさんのいい話の後にスミマセン、焼肉です。やっぱり勝負するときに元気ややる気が出るので」と勇ましい発言。観客の笑いを誘った。
この日は、劇中でルリコ(余さん)が飼っているブタのエルメス役を演じた(?)ブタが大きく成長しすぎたため、その娘にあたるブタがエルメスとして登場。ブタとの初共演をふり返り柴咲さんは「最初、緊張していたら伝わったみたいでナイーブな子だなと思いましたが、だんだん慣れてブラッシングさせてくれたりして心を開いてくれた」と“エルメス”に温かい眼差し。
だが、飼いたい?と聞かれると、「飼わなくていいです。所有したいとは思わない。共演は楽しいですけど」と即答していた。
『食堂かたつむり』は2月6日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
(photo/text:Yoko Saito)
■関連作品:
食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ
■関連記事:
柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」
愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待
映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売