木竜麻生×藤原季節共演、心に突き刺さる等身大の恋愛映画『わたし達はおとな』公開
<コメント>
加藤拓也監督
演劇と映画は全く違いますし、自分が演劇で良しとしているものがどうすれば映像の中でもできるのかまだわかっちゃいませんが、今回は普段から一緒に演劇をやっている人達と稽古をして稽古をして、リテイクをしてやり込んだ結果の生感というもの、だからつまりライブ感ですよね。生イコール演劇ではございませんが、私達を通じて私達を見つめる、とにかく生活がそこにあると思える生活の映画が出来上がったのではないかと思っております。私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です。一口にラブストーリーと言われてしまえばそれまでなのですが繰り返し言わせていただきますとこれは生活の映画なのです。ドキュメンタリーじゃないですよ。アドリブもないですよ。映画だから。
木竜麻生
「"生活"や"暮らし"がそこにある」
「表と裏だけじゃなくて、もっといくつも面があるんだと思う」
加藤監督が言っていた言葉を心に書き留めて、相手と役と自分と向き合ってみた。
ある時、たくさんの人に守られているような初めての感覚の中で、見たことのない顔をした自分がいた気がしました。あのアパートや道端、そしてそこのカフェ。