くらし情報『「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』』

2021年9月17日 17:30

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

とジョイ監督。

「私たちは廃園になった遊園地を使って、素晴らしい撮影クルーたちのおかげで、劇中でマイアミを水の中に沈める様子を作ることができました。その様子は本当に幻想的で、本当に現実みたいでした。セットに歩いて行く必要はなくて、ボートや波に乗って行けたし、マイアミのライトに照らされた通りが全て水に沈んでいる様子が本当に幻想的でした」とふり返る。

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

本作を象徴する“水浸しのマイアミ”の風景は、ニューオーリンズの廃業した遊園地を使用した。ジョイ監督は信頼のおける「ウエストワールド」のスタッフに声をかけ、撮影のポール・キャメロン、美術のハワード・カミングスらを招集する。このロケーション撮影は美術のカミングスにとっても腕の見せどころになったようだ。

「ニューオーリンズは最高のロケーションでした」とカミングスはふり返る。
「秩序なき世界を作り上げるときは自由にルールを設定できる。自分の美意識をものさしにできるんです。崩れ、壊れ、腐敗したものの多くには極限の美がある。今回はそれを学びました。こわれもので映画の舞台を構築するのは楽しかったし、現地の建設スタッフは本当によく頑張ってくれました」と語り、「とくに今回のセットは規格外でしたから」

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