山田洋次のベルリン特別功労賞受賞に小百合「胴上げしたい」鶴瓶「あかん」
(Photo:cinemacafe.net)
映画『おとうと』の初日舞台挨拶が1月30日(土)、東京・丸の内ピカデリーで行われ、山田洋次監督が第60回ベルリン国際映画祭(ドイツ/2月11〜21日)で特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ賞)を受賞することが発表された。
同映画祭では特別招待作品としてクロージング上映が決定済み。続く朗報に、挨拶に立った笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮らキャスト陣を代表し、主演の吉永小百合が花束を手渡し抱擁の祝福。山田監督は「くしくもこの映画は市川崑さんの『おとうと』をヒントに作った。崑さんはついこの間、亡くなられてしまいましたが、生きていらして報告したら、喜んでもらえるのにな、なんてことを考えていました」と感慨深い表情を浮かべた。
吉永さんは「とても嬉しくて。2年前に『母べえ』でベルリン(コンペティション部門)に行きましたが賞をいただけなくてガッカリして帰ってきました。またベルリンにお伴して監督の喜びをお受けしたい」と興奮気味。
W主演の鶴瓶さんは「吉永さんが監督を『胴上げしたい』って言うんやけど、できないやろ!あかん、危ない」と大女優に突っ込みつつ「ドイツ人にこれが分かったいうだけでも嬉しい」