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賞レースのダークホース『ハート・ロッカー』のココがすごい! 最新予告編到着

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賞レースのダークホース『ハート・ロッカー』のココがすごい! 最新予告編到着

(Photo:cinemacafe.net)

死と隣り合わせのアメリカ軍の爆発物処理班の奮闘を描き、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスの映画批評家協会賞に全米映画批評家協会賞(National Society of Film Critics Awards)、さらについ先頃発表された第62回全米監督協会(DGA)賞などで最高賞を受賞し、アカデミー賞へ向けての期待が高まる『ハート・ロッカー』。本作の予告編がこのほど解禁となった。

物語の舞台は2004年のイラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班の中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹は、まるで死に対する恐れが全くないかのような振る舞いを見せる。補佐につくJ.T.サンボーン軍曹とオーウェン・エルドリッジ技術兵は、一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。彼は、虚勢を張るただのの命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか…?そして、そんな男たちの思いとは無関係に激しい戦闘行為が繰り返される日常。中隊の任務明けまで、あと38日。彼らの運命やいかに――?

監督を務めるのはキャサリン・ビグロー。
全世界で大ヒット中で、ゴールデン・グローブ賞にも輝いた『アバター』のジェームズ・キャメロン監督の元妻であり、元夫婦でオスカーを争うことになるか?ということも全米で話題に。

『アバター』に関して、劇中で描かれる軍隊や指揮官の様子がアメリカ軍およびブッシュ前政権の姿を反映しているのでは?という指摘が寄せられ、保守派からの批判を受けて激しい論争が巻き起こっているが、イラク戦争を題材にしたこの『ハート・ロッカー』に関しても反戦的、反米的であるという声が。実際、本作の撮影で米軍の協力が得られなかったため、建物や景色がイラクに近い、隣国のヨルダンで撮影されたというエピソードも伝わってきている。“似たもの(元)夫婦”と言うべきか…、いずれにせよ社会情勢を題材に取り込み、センセーションを巻き起こしている点はさすがの慧眼。

賞レースにおいても、先述の『アバター』や『マイレージ、マイライフ』、『NINE ナイン』といった有力候補の間に割って入り、ダークホース的な存在として注目を増している。

ドキュメンタリー風の映像が、実際にイラクに足を踏み入れているかのような錯覚を起こさせる本作。まずは予告編で“死と隣り合わせ”の世界を体感!『ハート・ロッカー』は3月6日(土)よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。

※こちらの予告編は、MOVIE GALLERYにてご覧いただけます。


MOVIE GALLERY
http://www.cinemacafe.net/moviegallery

■関連作品:
第82回アカデミー賞 [アワード]
ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.

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