ソル・ギョングの“師匠”、質問が多すぎる『茲山魚譜』本編映像
韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』から、ソル・ギョング演じる学者とピョン・ヨハン演じる漁夫の“師弟関係”が逆転したかのような本編映像の一部が解禁となった。
キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮時代が舞台となる本作。今回解禁となった本編映像の一部は、相互に師弟関係を結んだ丁若銓(ソル・ギョング)と漁夫の昌大(ピョン・ヨハン)の舟の上での会話のシーン。
昌大が丁から学問を教えてもらう代わりに、魚の知識を丁に教えている。漁夫として魚を捕りながら、丁の質問に答える昌大だが、メモをとりながら熱心に逐一質問をする丁に対し、「質問が多すぎます」と受け流そうとする。しかし、丁は「問うことも学びの一つだ。覚えるだけが勉強じゃない」と応じるのだ。
身分、年齢の差を超えて、どちらが学者か分からないような師弟関係の光景は、少年のように純粋な気持ちで魚の知識を得ようとするソル・ギョングと、本物の漁夫のごとくムツゴロウやタイの解説をしながら、巧みに糸を操り魚を捕るピョン・ヨハンの2人の自然な演技にも惹かれるものとなっている。
『茲山魚譜-チャサンオボ-』は11月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。