くらし情報『ペネロペ・クルス インタビュー  アルモドバルが公私で(?)認めたスペインの至宝』

2010年2月8日 13:54

ペネロペ・クルス インタビュー  アルモドバルが公私で(?)認めたスペインの至宝

「ハリウッドには女優に対する明確な見方がある。つまりリスクを負わないシステムなんだ。30代後半から40代前半の女優は旬が過ぎたと見なされる…メリル・ストリープ以外はね。ハリウッドは女優のキャリアを活かさないことで、大きな価値を無駄にしているんだ」。ペネロペは現在35歳。まさに監督はペネロペの美しさ、魅力を最大限に引き出すことで、そうしたハリウッドの潮流に抗しているようにも見える。

では、続いて本作『抱擁のかけら』について。ペネロペはどのように作品に入り込み、レナという役をどのように作り上げていったのか?
「ペドロは、役柄についてはいつも何か月も前から話してくれるの。
1年前のこともあるわ。この映画のことを話してくれたとき、彼がとても撮りたがっていて、私に演じさせたいと思っていることが分かったわ。私は何もかも忘れて飛び込むだけ。だから自由でいられるの。(実際の役作りは)ペドロのオフィスで3か月半リハーサルしたわ。彼とはいつもそんな風に作業するし、そういう時間が私は好きなの。何かを見つけるための時間。間違ってたって構わないし、いろんなやり方でひとつのシーンにトライできるわ」。


そんな彼女でも、アルモドバルを前に演技するときに感じるのは“恐怖”であるという。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.