2021年11月19日 19:37
生田斗真、代表作『土竜の唄』当初を振り返る「なんかすごいことが始まるかもと思った」
2ができて、FINALまで製作することができて、夢のようにうれしいです」と喜びを爆発させる。そんな生田さん演じる玲二の最凶の敵として降臨するのが、鈴木さん演じる轟烈雄。鈴木さんは「斗真くんとは24歳のときに出会って、尊敬する俳優でもあり、友人でもある。そんな人の3作目の最凶の敵は結構プレッシャーがありました。どうやって重たいところをやり、しっかり重しを置いていこうかな、と」と考えながら役作りをしたと明かす。
原作のパワーに負けない世界観を作り上げた三池監督と宮藤さんのタッグなくして、本作は語れないわけだが、宮藤さんは「最初…ボンネットに裸で縛られて洗車機の中に(生田さんが)入っていく。一番面白いのをやっちゃったので“これを超えなきゃ”と思った」と楽しさ混じりの苦労を語った。三池監督も「役者を洗車機に突っ込んで洗っちゃう(笑)。
あのカットで、現場の空気が完全に変わった」と当時を思い起こした。
同シーンについて、生田さんは「そのシーン、今でも自分が入っていく姿を思い出すんです。最初、人形を張り付けて入れるテストをやったとき、出てきた人形がバラバラで“これをやんのか”って(笑)。やり切った後は、なんかすごいことが始まるかもと思った気持ちを覚えています」