くらし情報『阪本順治監督のオリジナル脚本最新作『冬薔薇』公開! 主演は伊藤健太郎』

2021年11月29日 07:00

阪本順治監督のオリジナル脚本最新作『冬薔薇』公開! 主演は伊藤健太郎

Photo by cinemacafe.net


『亡国のイージス』『北のカナリアたち』『団地』の阪本順治監督がオリジナル脚本で描く最新作『冬薔薇』(ふゆそうび)の公開が決定。伊藤健太郎を主演に、人間の業を切なく儚く紡ぐ。

ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳。両親は、埋立て用の土砂を運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われ…。

2年振りの映画出演となる伊藤さんが演じるのは、ダラダラと生き、ロクデナシという言葉がよく似合う中途半端な青年・渡口淳。
阪本監督が伊藤さんをイメージして当て書きしたという意欲作だ。

なお、撮影は順調に行われ、まもなくクランクアップを迎えるという。

<コメント>
・阪本順治
脚本執筆以前、伊藤健太郎に逢い、生まれてからこれまでのことを、SNS上の噂も含め、あれこれと執拗に訊いた。云いにくいことも多々あったと想うが、彼は、なにも誤魔化さずに応えてくれた。そして、こんな感想を持った。伊藤健太郎は、笑顔を絶やさない賑やかなやつだが、それはもしかしたら虚像かもしれず、実像は、心に捻れをかかえ、戸惑いのまま生きている青年だ、と。

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