くらし情報『『世界で一番美しい少年』ビョルン・アンドレセン、初めて語られる出生の秘密』

2021年12月14日 17:30

『世界で一番美しい少年』ビョルン・アンドレセン、初めて語られる出生の秘密

『ベニスに死す』出演前の彼が11歳のころ、通学の途中で母親が手を振ってくれ、手を振り返すとまた手を振ってくれたという思い出だ。彼は、そのとき「これが母を見る最後かな」と直感したといい、その後、母親は突然姿を消した。

そして母が失踪した翌年、2人は祖母を訪ねてきた警官から母の遺体が発見されたことを聞かされたという。アニケによると、その日を境に家族や周りで自分たちの母のことについて口にする者は誰もいなくなったという。わずか12歳の少年だったビョルンが抱いた母の死の真相を知りたいという強い想いは、長年彼の心を支配することになる。母バルブロについてのくだりを通して、本作がビョルンが抱えてきた心の痛みに寄り添いながら丁寧に作られていることが伝わるはずだ。

『世界で一番美しい少年』ビョルン・アンドレセン、初めて語られる出生の秘密

『世界で一番美しい少年』は12月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
世界で一番美しい少年 2021年12月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開
© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021

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