7時間超えの『サタンタンゴ』&引退作『ニーチェの馬』、タル・ベーラ監督2作品を上映
本作は現在でも、ロッテントマトで批評家から100%の評価を維持し続けている、映画史に残る傑作だ。
『サタンタンゴ』
一方の『ニーチェの馬』は、トリノの広場で泣きながら馬の首をかき抱き、そのまま発狂したとされる哲学者ニーチェの晩年の逸話よりインスパイアされた作品。第61回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)・国際批評家連盟賞を受賞し、ベーラ監督最高傑作との呼び声も高い。
『ニーチェの馬』
今回は、本作のみ35ミリで上映。現在ではほとんど上映されることのないフィルムでの上映は貴重な機会。「人生がどう終わるかについて触れる映画を作りたかった」とベーラ自身が語る本作は、映画監督として“最後の作品”となっている。
「タル・ベーラ 伝説前夜」は1月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて上映。(cinemacafe.net)
■関連作品:
ニーチェの馬 2012年2月11日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
ダムネーション/天罰 2022年1月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
ファミリー・ネスト 2022年1月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
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