【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の壮大博物館計画が再始動?
(Photo:cinemacafe.net)
みなさん、こんにちは。
ハリウッドにおける一年で最大の式典と言えば、アカデミー賞!今年のノミネーションはいろんな角度で興味深い点がありますよ。最多タイノミネートでやはり最大の争点となりそうなのは、超大作『アバター』と『ハート・ロッカー』の二作。何たって『アバター』はジェームズ・キャメロン監督作、『ハート・ロッカー』は彼の元奥様、キャサリン・ビグロー監督によるものですからね。もし、英国アカデミー賞(BAFTA)が例年のように同賞の前哨戦になるとしたら、『ハート・ロッカー』がアカデミー賞の勝者になりそうですよ。ビグロー監督は既に、全米監督組合(DGA)史上初の女性監督の受賞を果たすという快挙、さらにBAFTAでも女性初の監督賞を獲得しました。
イラクでの米軍の戦いを描いた本作は、いまのところ、2009年の公開作品では最も高い評価を得た作品のひとつと言えるでしょう。一方、『アバター』はみなさんご存知のジェームズ・キャメロンのメガヒット作『タイタニック』以来の新作であり復帰作。
この原稿を書いている現時点で、世界総額で興収20億ドルを記録しています。