本家オスカーを控え激戦、混戦! 英国アカデミー賞で『ハート・ロッカー』6冠
(Photo:cinemacafe.net)
3月7日に発表されるアカデミー賞のゆくえを占う上でも非常に重要な意味を持つ英国アカデミー賞(BAFTA)が発表!ここまでの賞レースで『アバター』の対抗馬として注目を集めているキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』が作品賞、監督賞を含む6部門を制した。
例年、本家アメリカのアカデミー賞と受賞作品・俳優が重なることが多いBAFTA。今年はオスカー大本命と言われ、先のゴールデン・グローブ賞も制した『アバター』、オスカー・ノミネーションではその『アバター』と並ぶ9部門に名を連ねている『ハート・ロッカー』、そしてオスカー3部門ノミネートの『17歳の肖像』がこのBAFTAでは8部門ノミネートで肩を並べていたが、ふたを開けてみると『ハート・ロッカー』が、作品賞に女性監督としては初となる監督賞、さらに編集賞、オリジナル脚本賞、音響賞、撮影賞の6部門で受賞し圧勝という結果となった。
『アバター』はオスカーでも“鉄板”と見られる特殊視覚効果賞(※アメリカのアカデミー賞では視覚効果部門)、そしてプロダクトデザイン賞の2部門受賞にとどまった。
そのほかの主要部門では、『17歳の肖像』主演のキャリー・マリガンがガボレイ・シディビー(『プレシャス』)