ジョニー・デップ、犯罪検証番組で服役中の殺人犯3人の冤罪を訴える
(Photo:cinemacafe.net)
ジョニー・デップが27日放映予定の米・CBSの犯罪検証番組「48 Hours Mystery」に出演、1994年に起きた3人の男児殺害事件で有罪判決を受けた3人の男性の無実と再審請求を訴えていることが明らかになった。
「ウエスト・メンフィス3事件」の名で知られる8歳の男児3人の惨殺事件の犯人として逮捕された3人の男性はいずれも事件当時未成年。首謀者とされる1人は死刑、あとの2人は終身刑で服役中だ。彼らは地域社会やメディアの報道で生じた偏見から犯人に仕立て上げられたという冤罪説も根強く、少年の1人がその詞を所持していたというバンド、メタリカやエディ・ヴェダー、ジョニーの元婚約者のウィノナ・ライダーらも彼らの再審請求活動を支援している。
20日に公開された「48 Hours Mystery」の予告編に登場したジョニーは3人の実名を挙げながら、「僕は彼らの無実を固く信じている」と断言。3人のうち1人が「薬物注射で殺されてしまう死刑囚」であることから、一刻も早く裁判を再開してほしいと訴えている。
番組は27日午後10時(現地時間)にCBSで放映を予定している。