2022年1月31日 13:30
ミア・ワシコウスカも参加、ベルイマン聖地が舞台の監督カップルの物語『ベルイマン島にて』日本公開決定
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され高評を得たミア・ハンセン=ラブ監督最新作『ベルイマン島にて』(原題:BERGMAN ISLAND)の日本公開が決定した。
アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた、映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも、互いの関係にも、停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えた。やがて、島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが――。
本作は、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシらに多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマンの熱狂的な支持者のひとり、フランスのラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台にした、ひと夏の物語。
ラブ監督自身と彼女の元パートナーの実体験を彷彿させるクリスとトニー。クリスを演じるのは、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス。トニーは、『海の上のピアニスト』のティム・ロスが演じる。
また、劇中劇として映像化されるクリスの次回作にはミア・ワシコウスカとアンデルシュ・ダニエルセン・リーが参加している。