2022年1月31日 16:00
隣人として暮らす恋人同士に立ちはだかる障壁『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』4月公開
隣人として暮らす同性カップルの前に立ちはだかる社会の障壁を描き、第93回アカデミー賞国際長編映画賞仏代表&第46回セザール賞新人監督賞を受賞した話題作『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(原題:Deux)が、4月8日(金)より全国順次公開決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
物語の舞台は南仏モンペリエ。眺めのいいアパルトマン最上階、向かい合う部屋を行き来して暮らすニナとマドレーヌは、世間的には隣人同士で、仲の良い友人。だが実際は、長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった…。
2019年トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションでワールドプレミアを飾った本作の監督・共同脚本を手掛けたのは、長編監督デビューながら成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。2021年に、セザール賞新人監督賞を受賞、最優秀女優賞、脚本賞へのノミネートを始め、同年のリュミエール賞では新人監督賞と最優秀女優賞受賞(バルバラ・スコヴァ&マルティーヌ・シュヴァリエがW受賞)の3冠。さらに、アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(仏代表)に選出され、「ロッテントマト」批評家スコア98%(1月27日時点)