くらし情報『映画業界の要“キャスティング”を芸術にまで高めた女性のドキュメンタリー映画、公開へ』

2022年2月10日 08:00

映画業界の要“キャスティング”を芸術にまで高めた女性のドキュメンタリー映画、公開へ

Photo by cinemacafe.net


映画業界で最も重要な仕事の1つでありながら、最も知られていない仕事=キャスティング(配役)に焦点を当てたドキュメンタリー映画『キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性』が4月2日(土)より公開が決定した。

本作は、キャスティングに対する概念を一新させ、ハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティ(1923-2011)を中心に、キャスティングという仕事に迫るドキュメンタリー。絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義の根強いスタジオシステム方式から、ユニークで多様なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけ、革新的なアメリカン・ニューシネマの到来を告げたマリオン。彼女がいなかったら、あの有名な俳優も世に出ていなかったかもしれない…。


映画業界の要“キャスティング”を芸術にまで高めた女性のドキュメンタリー映画、公開へ
マリオン・ドハティ
また、本作はキャスティングへの再評価と、現在アカデミー賞が取り組む変革(2025年開催の第96回以降は作品賞候補に“インクルージョン(包摂性)”の評価も条件に入る等)にも重要な役割を果たしたと高く評価されている。2019年に英国アカデミー賞(BAFTA)がキャスティング部門を新設したことも話題となっており、今回が日本初公開となる。

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