エンツォ・フェラーリの伝記映画にアダム・ドライバーが主演 妻役にペネロペ・クルス
『マイアミ・バイス』のマイケル・マン監督がメガホンを取る『Ferrari』(原題)に、アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シェイリーン・ウッドリーが出演することがわかった。「Variety」誌が報じた。
『Ferrari』は、自動車メーカー「フェラーリ」の創設者でレーシングドライバーの、故エンツォ・フェラーリの伝記映画。アダムは主人公のエンツォ、ペネロペはエンツォの妻ラウラ、シェイリーンはエンツォの愛人リナ・ラルディを演じるという。エンツォ役については、2020年6月にヒュー・ジャックマンが興味を示していると報じられたことがあった。
物語の中心となるのは、1957年の夏。前年に24歳の若き長男アルフレードを亡くしたことで結婚生活は危機に瀕し、会社は倒産しそうになるという、エンツォにとって苦難の時期だった。そんななか、「フェラーリ」は有能なドライバーを集めて伝説的な自動車レース「ミッレミリア」に参戦する。
マン監督は、2009年に亡くなったトロイ・ケネディ・マーティンとともに脚本を執筆し、長年この企画を温めていた。ゆえに製作も担当する。原作はブロック・イェーツ著「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」。
撮影は今春、イタリアで開始される。
(Hiromi Kaku)
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