くらし情報『【インタビュー】笠松将、役者としての“現在地”と私生活の“喜怒哀楽”』

2022年2月26日 10:00

【インタビュー】笠松将、役者としての“現在地”と私生活の“喜怒哀楽”

現実と過去、漫画という3つの世界が交錯し、静かに熱を帯びる展開に心が奪われる。笠松さんの丁寧で繊細な表情、演技も光った。

「僕が言うのもおこがましいんですけど、金子監督の魅力がつまった、本当に面白くて、いい作品だと感じています。完成作を観たとき、自分の過去も回想して、いろいろなことを考えたんです。メッセージを押しつけるわけではなく重くならずに、これからの自分の在り方を考えられるようなきっかけになる1本になっていて。観た方が、それぞれ違った感じ方ができる作品になったんじゃないかな、って」。

【インタビュー】笠松将、役者としての“現在地”と私生活の“喜怒哀楽”

撮影したのは2020年の冬とおよそ2年前。撮影中は金子監督とコミュニケーションをよく取っていた。


「監督はすごく静かで、僕みたいに口数の多いタイプではありません。現場で“監督、僕はこうしたいんですが、どうですか?”と提案しても、譲らないところは絶対譲ってくれませんでした。監督が“いや、これでいきます。これが面白いです。笠松さん、大丈夫ですよ”とずっと言ってくださっていて。しっかり取捨選択してくださった結果、完成した作品を観て“本当にそうだ!監督すごい!”と興奮しました」。

演じた草介は、強いこだわりを持ち漫画家を目指している青年。

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