ディズニー＆ピクサー最新作、宮崎駿監督作品との共通点とは？『私ときどきレッサーパンダ』

『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしも”の世界を描き、数々の感動的な物語を贈り届けてきたディズニー＆ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』より、主人公メイの誕生秘話が届いた。

デビュー作『Bao』でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したドミー・シー監督は、「宮崎監督が劇中で表現している“現実味”が素晴らしいと思う。そこが私が彼の作品を大好きな理由です。どの作品にもファンタジーなキャラクター、悪魔、精霊達がいるにも関わらず、それらのキャラクターをとてもリアルに感じることができる。例えば、『千と千尋の神隠し』の千尋は、本物の魔法の世界で迷子になった少女のようで、彼は作品の中で本当に細かな様子にいたるまで注意を払っている」と、宮崎駿流のキャラクター作りについてコメント。

そして、ディズニー＆ピクサー最新作の本作でもその手法は色濃く反映されているようで「本作は、宮崎駿監督から大きな影響を受けている。特に彼の描く女の子の主人公像。彼の映画には強い少女、強い女性が出てくる。メイが彼女達からインスピレーションを受けて生まれたのは間違いない」