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レオス・カラックス監督作を特集上映『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』ほか

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レオス・カラックス監督作を特集上映『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』ほか


アダム・ドライバー×マリオン・コティヤール共演映画『アネット』の公開を記念して、監督のレオス・カラックスの過去作を特集上映する「We Meet Leos Carax!」がユーロスペース(渋谷区)にて実施されることが決定した。

35年間で発表した長編作品は6本と寡作ながら、その卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、常に衝撃を与え続けてきたカラックス監督。

今回特集上映されるのは、計5作品。弱冠24歳でカンヌ映画祭に登場した『ボーイ・ミーツ・ガール』(’83)をはじめ、“アンファン・テリブル”(恐るべき子ども)と、カラックスの名を世界中に知らしめた『汚れた血』(’86)。

ハーマン・メルヴィルの小説を基に映画化した『ポーラX』(’99)。3人の映画監督が集結した、日本=韓国=フランス合作のオムニバス映画『TOKYO!』(’08)。謎に満ちた迷宮的な内容が高く評価された『ホーリー・モーターズ』(’13)がラインアップされた。

4月公開の『アネット』は、『ホーリー・モーターズ』以来、8年ぶりとなる最新作。
カラックス監督初の全編英語でミュージカルに挑んだダーク・ファンタジー・ロックオペラで、第74回カンヌ国際映画祭ではオープニングを飾り、監督賞を受賞した。

レオス・カラックス監督作を特集上映『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』ほか

すでに本作を鑑賞した各界の著名人からは「舞台に立った時のあの孤独が鮮明に描かれていて、目が離せなかった」(尾崎世界観/クリープハイプ)、「あまりの凄さに絶句。我々はここ何十年、こういう映画を待ち望んでいた」(黒沢清監督)、「もっともっと観続けていたい映画だった…」(俳優・竹中直人)、「言葉にし難い…。ミュージカル映画?否、これはカラックス映画だ。虚構と現実が混じり、詩的で私的。孤独と血が滲み、切実」(声優・津田健次郎)、「スクリーンに生存する愚直な怪物たちに称賛しかない」(真利子哲也監督)などと絶賛のコメントが届いている。

『アネット』は4月1日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。

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■関連作品:
TOKYO! 2008年8月16日より渋谷シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開

アネット 2022年春、ユーロスペースほか全国にて公開
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