「ブルースなのかバットマンなのか」その“本性”に迫る『THE BATMAN』特別映像
世界中で大ヒットを記録、日本でも公開されるやいなや話題騒然のDCヒーロー映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、メイキングシーンを含む特別映像が解禁された。
先週末より75の国と地域で公開を迎え、『ジョーカー』を超えるオープニング成績で大ヒットスタートを果たした本作。ついに日本でも公開を迎え注目を集めている。これほどまでに多くの人々を惹きつけている理由の一つは、本作で描かれるエモーショナルで新しいバットマンの姿だろう。
本作の主人公は、両親を強盗に殺された復讐心から、悪と敵対する存在“バットマン”になって2年目のブルース・ウェイン。悪を懲らしめるバットマンと悪を憎む自身との境界線に揺らぐ、人間味溢れた姿が魅力となっている。この度解禁となったのは、そんな、これまでに見たことのない不安定なブルース/バットマンの「本性」を追及する特別映像。キャストや監督のコメントや貴重なメイキングシーンも含まれた必見の映像になっている。
「闇に隠れているわけではない闇そのものなんだ」という台詞が象徴するように、誰しもに愛されるヒーローではなく、人知れず闇で悪を制裁することに傾注している2年目のバットマンの姿が映し出される。ロバート・パティンソンはキャラクターの行動を「バットマンになることがうまくいくのか、ブルースは分かっていないが、そうせざるを得ない」と使命感に駆られての行為であると語る。兼ねてからファンの間で議論されてきた「バットマンの本性はブルースなのかバットマンなのか」という疑問を挙げ、映画ではこの問いの核心に迫っていくことを明かした。
さらに、「マスクがブルース・ウェインとバットマンを隔てている」とジェフリー・ライト(ゴードン刑事役)が語るとおり、怒りと復讐心を燃えたぎらせ、次々と悪をぶちのめすバットマンの姿とマスクをはずしたブルース・ウェインの戸惑いに満ちた表情が見て取れる。マット・リーヴス監督は「バットマンの人間味溢れたキャラクターが人々を惹きつける」と語り、ロバートもまた「彼は完璧なヒーローではない」と続け、本作でヒーロー映画の枠を超えたバットマンの姿が描かれていることを明かしている。そして、セリーナの「マスクの下のあなたは誰?」という台詞で締めくくられる。
史上最狂の知能犯リドラーにマスクに隠された<嘘>を暴かれ、追い詰められたブルースの狂気が炸裂する、エモーショナルな展開を予感させる特別映像となっている。
マスクを被りバットマンになることで存在意義を見出すブルースだが、本作のヴィランであるリドラーもまたマスクなしでは存在できない。
素顔を隠すことで行動に移すことができる様子は、まさに匿名社会のいまならでは。そのキャラクター性が人々の共感を呼び、多くの支持を集めているのかもしれない。ただのヒーロー映画にとどまらない、まさに“ヒーロー映画史上もっともスキャンダルな”本作。善と悪、嘘と本性、正義が試される圧巻の175分だ。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開
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