2022年3月15日 13:00
『レディ・バード』に触発!女性の心と身体の本音描く『セイント・フランシス』日本上陸
これまでタブー視されてきた、女性の生理、避妊、中絶、妊娠、産後うつ、育児ストレスなど、その身体にのしかかる様々な負担や精神的プレッシャー、さらにセクシャルマイノリティーの人々が直面する社会的な差別をユーモアと軽やかさをもって見事なバランスで描き、「SXSW フィルムフェスティバル 2019」では観客賞と審査員特別賞を受賞した『セイント・フランシス』(原題:Saint Frances)が8月19日(金)に公開決定。ポスターとシーン写真2点が解禁となった。
大学を1年で中退し、レストランの給仕として働く34歳独身のブリジット(ケリー・オサリヴァン)は、夏のナニー(子育てサポート)の短期仕事を得るのに必死。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットの人生に、ナニー先の6歳の少女フランシスや、その両親であるレズビアンカップルとの出会いにより、少しずつ変化の光が差してくる――。
SNSでシェアされる、充実したように見える他人の人生。それに比べて「自分なんて」と落ちこみ、満たされない気持ちや不安にさいなまれる人は大勢いるはず。でも、人生なんてそんなに完ぺきじゃない。誰だってみんな苦しんだり、家族にだって言えない悩みや秘密を抱えている。