カンヌ女優賞の注目作、邦題は『わたしは最悪。』に決定 シーン写真3点も解禁
各国の映画祭を席巻、第94回アカデミー賞脚本賞・国際長編映画賞ノミネートの話題作、7月1日公開 『The Worst Person In The World(原題)』の邦題が『わたしは最悪。』に決定し、シーン写真が3点解禁となった。
本作は、『テルマ』『母の残像』などのノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督の最新作。映画初主演のレナーテ・レインスヴェの熱演も大いに話題となり、カンヌ国際映画祭では女優賞を受賞した注目作だ。

今回新たに解禁されたのは、主人公ユリアが恋人アクセルに隠れて別の男性と楽しむ様子や、打って変わって華やかなパーティで着飾った姿、オフモードで湖畔で佇む様子などのシーン写真3点。いずれも<ユリヤの日常>を切り取ったものだ。
時に自己嫌悪に陥り、周りを傷つけながらも、自分の気持ちに正直に人生の選択をしていくユリア。その姿に全世界から共感の声が続々とあがっている。レナーテは、奔放でありながらも、その年代特有の女性が持つ繊細な心の機微と葛藤を、大胆かつ繊細な表現力で見事に演じ切った。

本作の監督ヨアキム・トリアーは、「この映画を作るきっかけは、レナーテだった。彼女の舞台での演技に魅了され、主演を務めたことのなかった彼女のために脚本を書いた。