ウィル・スミス、平手打ちしたクリス・ロックに公式謝罪「感情的に反応してしまった」
27日(現地時間)に開催されたアカデミー賞授賞式において、プレゼンターの一人だったクリス・ロックがウィル・スミスに平手打ちされる事件が起きた。
きっかけは、クリスが壇上で、ウィルの妻ジェイダ・ピンケット=スミスについて「G.I.ジェーン」になぞらえたジョークを放ったことだった。「G.I.ジェーン」とは1997年にデミ・ムーアが丸刈りで海軍の訓練生を演じた映画で、同じく丸刈りのジェイダを茶化したのだ。ジェイダは脱毛症を患っていることを公表しており、明らかに悲しそうな表情を見せた。妻の病気をネタにされたことで激怒したウィルは舞台に上がり、クリスを平手打ち。「妻の名前を口にするな!」と怒りが収まらない様子だった。
翌日、ウィルはインスタグラムで正式に謝罪表明をした。
「あらゆる形の暴力は有害であり、破壊をもたらすものです。昨夜のアカデミー賞授賞式での私の振る舞いは、受け入れられるものではなく、弁解もできません。私をネタにしたジョークは仕事の一部としてとらえますが、ジェイダの病気に対するジョークは耐えがたく、感情的に反応してしまいました」と説明。「クリス、あなたに公式に謝罪します。私はやりすぎたし、悪かった。