1967年のチェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作『マルケータ・ラザロヴァー』日本初劇場公開
チェコ・ヌーヴェルヴァーグの巨匠フランチシェク・ヴラーチル監督による1967年の映画『マルケータ・ラザロヴァー』が55年の時を経て日本初劇場公開されることが決定し、ビジュアルが解禁された。
舞台は13世紀半ば、動乱のボヘミア王国。修道女となることを約束されていた少女マルケータは、領主とは名ばかりの父・ラザルと敵対する盗賊騎士コズリークの息子・ミコラーシュと恋に落ちる。彼女の心とは裏腹に、増大する王権に対抗するふたつの氏族間の衝突は激化していき…。キリスト教と異教、人間と野生、愛と暴力に翻弄される人々を描く。
13世紀ボヘミア王国を舞台に、宗教と部族間の抗争に翻弄される少女マルケータを描いた本作。『アンドレイ・ルブリョフ』(アンドレイ・タルコフスキー監督)、『七人の侍』(黒沢明監督)などと並び評され、1998年にはチェコの映画批評家とジャーナリストを対象にした世論調査で史上最高の映画に選出された。製作におよそ10年、かつてない規模の予算をかけ極寒の山奥で生活しながら548日間にもわたる撮影を決行。
中世を忠実に再現し製作された、もう二度と作ることのできない空前の超大作だ。公開から55年の時を経て日本初劇場公開となる。
「過去の出来事をなぞるのではなく、歴史の内側を直感的に捉えたい」という監督の強い執念から、衣装や武器などの小道具を当時と同じ素材・方法で作成。衣装を『アマデウス』でアカデミー賞を受賞したテオドール・ピステック、音楽をヤン・シュヴァンクマイエル作品など多くの映画音楽を手掛けるズデニェク・リシュカが担当した。原作はチェコでは知らぬ者がいないという、ヴラジスラフ・ヴァンチュラによる同名小説。綿密にして大胆、崇高で獰猛なエネルギーに満ちた「フィルム=オペラ」だ。
また今回併せて解禁となった日本版ビジュアルは、世界各国で作られているビジュアルとは異なる日本オリジナルのデザイン。修道女となることを約束されていた主人公マルケータの数奇な運命を示唆するようなシーンを切り取り、誰かによって語られた寓話のようなイメージを表現している。
本作の日本版ビジュアルが発表されるのは史上初となる。
『マルケータ・ラザロヴァー』は7月2日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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