くらし情報『M・スコセッシ×GUCCIがコラボ支援「失われた傑作」『WANDA/ワンダ』日本初公開へ』

2022年4月7日 19:00

M・スコセッシ×GUCCIがコラボ支援「失われた傑作」『WANDA/ワンダ』日本初公開へ

時間が経つにつれて貴重な作品として認識された本作は、アメリカ映画の公式な歴史にはほとんど登場しない。だが、ニュー・ハリウッド時代の金字塔、アメリカ・インディペンデント映画の代表作として、大西洋との両側でカルト映画として注目され続けている。

M・スコセッシ×GUCCIがコラボ支援「失われた傑作」『WANDA/ワンダ』日本初公開へ

イザベル・ユペール&ケリー・ライカート、本作へのコメント

イザベル・ユペール(フランスの女優)
『WANDA/ワンダ』は紛れもなく映画界の最高傑作のひとつに数えられる。ローデンは、です。『WANDA/ワンダ』の中には、映画業界のメタファーを見逃さずにはいられませんでした。悪党とその共犯者、まるで映画監督とその女優のように。そこでは、従順で要求が多く、咎め立てられずに消費される一方で、男たちは、映画監督たちは、ちっぽけなヤクザ者として振る舞うのです。全てが非合法な文脈の中にあるものです。
映画では、表向きに語られていることもあれば、その裏で語られていることもあります。バーバラ・ローデンは映画のアウトロー的な側面について極めて上手く訴えています。

ケリー・ライカート(映画監督)
なぜバーバラ・ローデンは映画史の中でもっと称賛されないのでしょうか?私には理解できない。

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