くらし情報『「戦争より悪は存在しない」PTSDを抱えた元女性兵士を描く『戦争と女の顔』公開決定』

2022年4月7日 19:45

「戦争より悪は存在しない」PTSDを抱えた元女性兵士を描く『戦争と女の顔』公開決定

をはじめ、ハリウッドでも実績のあるウクライナ出身のアレクサンドル・ロドニャンスキー。

「戦争より悪は存在しない」PTSDを抱えた元女性兵士を描く『戦争と女の顔』公開決定

主演の2人は、新人のヴィクトリア・ミロシニチェンコとヴァシリサ・ペレリギナが見事に複雑な心理状態を演じきった。第2次世界大戦から77年。その戦争を知らない世代のスタッフ、キャストらが、現在も起こっている戦争の恐ろしさを伝える作品である。

監督&プロデューサーの反戦メッセージ

現在、ロシアによるウクライナ侵攻によって、ロシアのカバルダ・バルカル共和国出身のバラーゴフ監督は、侵攻後すぐに国外へ脱出。また、ウクライナ出身のプロデューサーで、息子がゼレンスキー大統領の経済顧問をしているロドニャンスキーは、ロシア政府から名指しで彼の作品がロシア国内での放映が禁止され、SNSで反戦のコメントを連日投稿している。『戦争と女の顔』の日本公開に際し、2人から反戦のメッセージが届いた。

カンテミール・パラーゴフ(監督)
戦争と、それを招いたロシア政府の政治的決断に強く反対している。
だから私はロシアを去らなければならないと感じた。
この戦争は、ただ普通に人生を送りたい何百万という人々にとっての悲劇だ。
彼らの多くにとっては、この戦争を乗り越えること、これからの人生を送ることが難しくなるかもしれない。

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