くらし情報『バングラデシュ縫製工場労働者を3年リサーチ「女性たちは働き、自分自身と家族の生活を支えている」』

2022年4月10日 14:00

バングラデシュ縫製工場労働者を3年リサーチ「女性たちは働き、自分自身と家族の生活を支えている」

Photo by cinemacafe.net


世界の繊維産業を支えるバングラデシュ、縫製工場労働での過酷な現場で働き、家族を養う女性たちが環境を改善すべく立ち上がる姿を描いた『メイド・イン・バングラデシュ』。その監督ルバイヤット・ホセインのオフィシャルインタビューが到着した。

バングラデシュ独立戦争下で敵兵と恋に落ちた女性を描いた『Meherjaan』(2011)、タゴールの詩を背景に葛藤する女性を描いた『Under Construction』(2015)が各国の映画祭で高く評価された、バングラデシュの気鋭ルバイヤット・ホセイン監督にとって待望の日本初公開作。3年以上のリサーチを経て、10代半ばからバングラデシュの労働闘争に関わってきたダリヤ・アクター・ドリの実話を基に完成させたヒューマンストーリー。陰影のある美しい映像は、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『アンジェリカの微笑み』などで知られるサビーヌ・ランスランが手掛けている。


バングラデシュ縫製工場労働者を3年リサーチ「女性たちは働き、自分自身と家族の生活を支えている」

Q:なぜこの物語を書いたのですか?

ルバイヤット・ホセイン(以下RH):以前から、女性の経験と社会状況を映画に描きたいと思っていました。私自身は工場で働いたことが全くなかったので、リサーチに3年を費やし、たくさんの工場労働者に会うなかで、ダリヤ・アクター・ドリにめぐり会いました。

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