ジャスティン・リン監督、すでに撮影に入っている『ワイルド・スピード』最新作から降板を発表「難しい決断」
ジャスティン・リン監督が、すでに撮影が始まっている『ワイルド・スピード』シリーズ第10弾『Fast X』(原題)から降板したことがわかった。
「ユニバーサル・ピクチャーズのサポートを受け、監督の座を退くという難しい決断をしました。プロデューサーとしては残ります」とリン監督が同シリーズの公式ツイッターで発表。「10年以上、5作品を通して、私たちは最高の俳優たち、最高のスタント、最高のカーチェイスを撮影することができました。個人的には、アジア人の移民の子どもとして、映画史において最も多様なシリーズを作り上げる手伝いができたことを誇りに思っています。私を『ワイルド・スピード』シリーズのファミリーに迎えてくれ、支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフ、スタジオに一生感謝します」とつづった。監督降板の理由は明らかにしていない。
リン監督は同シリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』から6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』までのメガホンを取り、その後9作目の『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』でシリーズへの“復帰”を果たし、10作目と最終章の11作目も監督予定だった。
また、リン監督は同作の脚本もダン・マゾーとともに担当していた。
(Hiromi Kaku)
■関連作品:
ワイルド・スピード EURO MISSION 2013年7月6日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開
© Universal Pictures
ワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開
© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.