くらし情報『松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了』

2022年5月14日 17:00

松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了

Photo by cinemacafe.net


最新作『流浪の月』で広瀬すずと共にW主演を務め、“元誘拐犯”という烙印を抱えながらひっそりと生きる青年・文(ふみ)を演じる松坂桃李。本作監督の李相日も松坂さんをキャスティングした理由について「文の透明感を考えると松坂桃李しか浮かばなかった」と語るほど、唯一無二の存在感で錚々たるクリエイターたちとタッグを組み俳優としての独自の立ち位置を築いている。

そんな松坂さんの出演作から、最新作『流浪の月』に繋がる、誰もが感じているが言葉にできないような共感性を持った個性的な作品を紹介する。

▼『空白』(21)とあるスーパーで起こった万引き未遂事件が問いかける“正義”の在り方


松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了

万引き未遂の現場を店主に目撃され、逃走した女子中学生が道路に飛び出した瞬間、車に轢かれ死亡してしまった…。人間の持つ光と闇を真っ向から描く吉田恵輔監督が手掛けた本作で、松坂さんは万引き事件の被害者であるが、少女の父親にとっては事故の加害者となってしまうスーパーの店主・青柳を演じている。

青柳を猛烈に追い詰める少女の父親・添田(古田新太)と正義感の強いスーパーの従業員・草加部(寺島しのぶ)という強烈なキャラクターの間で“受け”の演技に徹する松坂さんだが、100%善人とも悪人ともいえない青柳の絶妙なバランス感を体現。

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