2022年5月19日 17:00
暴徒化する感染者たち、逃げ惑う人々…『哭悲/THE SADNESS』凶悪&震撼の場面写真
世界のジャンル系映画祭を席巻した台湾発のエクストリーム・ホラー『哭悲/THE SADNESS』より、場面写真が解禁。ウイルス感染で凶暴化した市民たちの恐ろしい姿が写し出されている。
感染者の凶暴性を助長する謎のウイルスの感染拡大により、暴力で溢れかえる台湾を舞台に、再会を果たそうとする男女を描く本作。個性的な短編映画などで注目されていたロブ・ジャバズ監督が、長編初監督を務めた。様々な名作ホラーからインスピレーションを得て作られた本作は、パンデミックを経験した後の世界で暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃作だ。
この度、ウイルス感染により衝動が抑えられず、凶暴化した感染者たちや彼らから逃げ惑う恋人たちの姿をとらえた場面写真が一挙解禁された。
斧を片手に持つ血まみれのビジネスマンや電車内でナイフを振り回し返り血を浴びて振り返る青年、大量の血がこびりついた服をきた白髪のロングヘアの得体のしれない人物。
ひとりの男性に群がり食らいつこうとする全裸の集団、手榴弾を握りしめる総統、嬉しそうに拳銃を構える警官…凶暴性がむき出しになった感染者たちはみな、満面の笑みを浮かべており、その姿から街の異常さが垣間見える。