2022年5月19日 18:30
囚人たちの「ゴドーを待ちながら」に大喝采!実話の映画化『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』予告編
2020年カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションにて上映され、ヨーロッパ映画祭最優秀コメディ作品賞に輝いた『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』から、40秒バージョンと2分バージョンの予告編2種が到着。また、撮影秘話を明かしたエマニュエル・クールコル監督の特別インタビュー映像と新場面写真が解禁となった。
何をやってもうまくいかない、人生崖っ淵俳優エチエンヌ。刑務所に演技のワークショップの講師として招かれた彼は、演目をサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」に決め、訳あり、癖ありの囚人たちと向き合うことに。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。
彼らの芝居は観客やメディアから予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、ついにはあの大劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く――。
今回到着した予告は、刑務所を訪れた売れない俳優・エチエンヌの悪戦苦闘からスタート。エチエンヌは「負け犬たちが明るい未来を望む話だ」とベケットの「ゴドーを待ちながら」を演目に選び演技レッスンを始めるが、囚人たちは茶化すばかりでまともに相手にせず、刑務所の管理者からも呆れられる始末。