2022年5月28日 12:00
ショーン・ペン&トム・ウェイツが演じた実在のレジェンド俳優&映画監督は?『リコリス・ピザ』
アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた映画『リコリス・ピザ』で、ショーン・ペンとトム・ウェイツが演じた実在の人物が明らかになった。
舞台は、1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。実在の俳優やプロデューサー、実際の出来事を背景にアラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様を描き出す。
三姉妹バンド「ハイム」の三女であるアラナ・ハイムと、ポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマンがともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにして話題を呼んでいる。そのフレッシュな主演の2人とは対称的に、本作では誰もが知るエンタメ界のレジェンドたちが、実在の人物をモデルにした役どころで出演し、物語にアクセントと深みを与えているのも見どころだ。
アラナが受けたオーディションで出会い、意気投合する俳優ジャック・ホールデンを演じたショーン・ペン。彼のモデルは、ロマンティックな『麗しのサブリナ』(54/ビリー・ワイルダー監督)から西部劇『ワイルドバンチ』(69/サム・ペキンパー監督)